はじめに
どーも不定期更新の愛媛グルメナビゲーターです
今日紹介するのはこちら!!
太助寿司

SUSHIたべたい
有給の消化のために金曜日にお休みを頂きました
特に予定もない、ただの消化の休み
でも、日頃早起きしてるので、起きたのは7時
午前中は特にすることもなく、ダラダラとブログを書いていたのですが・・・
せっかくの休みだから、普段は行けないお店でランチでもしようかな・・・
と、思い立って10:30頃に自宅を出発しました!
とはいえ、特に目的地もなくダラダラと適当に走ること30分
なんとなく、お寿司が食べたい気分になってきたところ
そこで、思いついてやって来たのがこちら!!
太助寿司

太助寿司は、松山市東長戸にある回転寿司店です。
昭和56年創業で、松山で最初に回転寿司を始めたお店といわれています。まさに、地元回転寿司の草分け的存在です。
近隣では「くじら丸」「粋や」「寿司水軍(樽味店)」「おんまく寿司」「廻る寿司船」「活鮮寿司」など、馴染みの回転寿司店が次々と姿を消してきました。そんな中で今も営業を続けている、貴重なお店です。
太助寿司の魅力は、やはり地元ならではの魚を味わえること。
松山は瀬戸内海に面しているので、地物の鮮魚が手に入りやすく、全国チェーンではなかなか見かけない魚がネタとして並ぶこともあります。
「瀬戸内の旬」を寿司で味わえるのは、こうした地域密着店ならでは。
その日その時の仕入れによってネタが変わるのも、鮮度勝負のお店らしい楽しみ方です。
私自身もこれまでに何度か訪れていますが、今回は久しぶりの再訪になりました。
お店の情報
◯店名:太助寿司
◯住所:〒791-8005 愛媛県松山市東長戸4丁目5−33
○営業時間、定休日、連絡先(TEL)はあえて掲載しません。紹介したすべてのお店の情報を最新の状態に維持できないため、誤った情報を掲載するとお店にご迷惑をおかけするためです。
古き良きシステム
店内に入ると、先客はなく静かな雰囲気。
平日で、しかも少し早めの時間帯だったのでちょうど落ち着いていました。
案内されたのはカウンター席。
内装は老舗らしく、どこか懐かしさを感じる雰囲気です。
昔、大阪・京橋に住んでいた頃、駅前にいくつもお寿司屋さんがあり、昼休みによく立ち寄っていました。太助寿司は、まさにその頃に通った“昔ながらのお寿司屋さん”の空気を思い出させてくれます。
メニューはこちら。
140円のお手頃なお皿から、バラエティ豊かなラインナップまで揃っています。

写真には撮っていませんが、このほかに「本日のおすすめメニュー」も用意されていました。
太助寿司の特徴のひとつが、ちょっとユニークな注文スタイル。
卓上の紙に食べたいネタを書いて、それを回っているレーンの箱に入れる仕組みです。
最近はどこもタッチパネル式が主流なので、人によっては少し手間に感じるかもしれません。ですが、これはこれで昭和感のある味わいがありますね。
この日はお客さんが私一人だけだったからか、目の前に職人さんが待機していて、次々と寿司を握ってくれました。職人の手仕事を間近で眺められるのも、このシステムならではの楽しみだと思います。
旨いじゃん
生ゲソ
まずは予算に限りがあるので、お手頃価格のお皿から攻めてみました。
一口食べると、コリコリとした心地よい食感と、イカ特有のほんのり甘みが広がります。
生ならではの“ねっとり感”と“噛むほどに出てくる旨み”が合わさって、つい笑顔になってしまう味わい。
これで140円は本当にお得。チェーン店ではなかなか味わえない、鮮度の良さを感じられる一皿でした。

続いては サーモン。
まず驚いたのはネタの大きさ。しっかりとした厚みがあり、口に入れると脂がじゅわっと広がります。サーモン特有のまろやかな甘みと、とろけるような舌触りがたまりません。
玉ねぎスライスとの組み合わせで、脂のコクをほどよく引き締めてくれるのもポイント。バランスが良く、最後までさっぱりと美味しくいただけました。
このボリュームで、全国チェーンとほぼ同じ値段なのは正直すごい。価格以上の満足感がある一皿でした。

続いては 〆鯖。
〆鯖は私の大好物のネタ。ここでも外せません。
こちらの鯖はしっかり脂が乗っていて、しかも身が厚め。噛むとサバの濃厚な旨みがじゅわっと広がり、そこに酢の爽やかな酸味が合わさって絶妙なバランスです。
ほんのり甘みも感じられて、脂のコクを酢がうまく引き締めてくれるので、口の中がさっぱり。青魚特有の香りもほどよく抑えられていて、とても食べやすい仕上がりでした。

続いては マグロ。
お寿司といえば、やはり外せない定番ネタです。
赤身は濃い赤色で見た目も美しく、鮮度の良さが伝わってきます。
一口食べると、きめ細やかな身質で舌触りがなめらか。赤身ならではのほどよい酸味があり、噛むほどに旨味がじんわり広がります。脂が控えめだからこそ、シンプルにマグロ本来の味を楽しめる一皿でした。

ここで少し贅沢に、今回いただいた中で一番高いネタを注文しました。
ウニ軍艦です。
私はウニが大好きなのですが、正直なお店によって当たり外れが大きいネタでもあります。よくある“水っぽくてシャバシャバしたウニ”や、“かさ増しのきゅうり入り”とはまったく違い、こちらのウニはしっかり濃厚。
身はぷりっとしていて、口に運ぶととろけるように広がります。クリーミーでなめらかな舌触りと、ウニ特有の濃厚な旨味と香りが合わさり、口いっぱいに贅沢な風味が広がりました。
これぞ「ご褒美ネタ」と言いたくなる一皿。価格以上の満足感がありました。

こちらは カレイのえんがわ。
ひと口かじると、まずはコリッとした独特の食感。そこからじわっと脂が溶け出して、口いっぱいに広がります。
脂がしっかり乗っていながらも、しつこさはなく上品。噛むほどに旨味が染み出してきて、まさに“えんがわならではの贅沢な味わい”を堪能できました。

こちらは 本日のおすすめメニューに載っていた「イカミミ炙り」。
こういう全国チェーンにはなかなか無いネタに出会えるのが、地域密着のお店ならではの楽しみです。
イカミミは厚みがあって歯ごたえしっかり。軽く炙られているので香ばしい風味が加わり、イカ本来の甘みがいっそう引き立ちます。
さらに、タレとマヨネーズを合わせることで、香ばしさとコクがプラスされて絶妙なバランス。お酒のお供にも合いそうな、満足度の高い一皿でした。
個人的に、イカ系のメニューはリーズナブルで鮮度も良く、種類も豊富。つい色々と試したくなりますね。

最後に
今回は全部のネタを写真に収められませんでしたが、合計で 9皿+コーラ をいただいて、お会計はおよそ 2,000円ほど。思った以上にリーズナブルで、全国チェーンの回転寿司と比べても大差ない印象でした。安めのネタを中心に選んだとはいえ、満足度とコスパは非常に高かったです。
食事中には予約の電話も何本か入っていて、地元の常連さんからも愛されている様子が伝わってきました。中学生くらいの食べ盛りの団体予約も入っていたようで、まさに地域に根付いた回転寿司店という雰囲気です。
ネットで見た情報によると、地物のカワハギがとても美味しいそうです。今回は残念ながら出会えませんでしたが、次回訪れた際におすすめメニューにあればぜひ注文してみたいと思います。
大将の職人技を間近に眺めながら、ちょっと贅沢なランチタイムとなりました。
また近いうちにぜひリピートしたいです。
以上、簡単ですが 「太助寿司」 の紹介でした〜






