大好きなお店
とある日の夕方。お腹が空いたので外でご飯を食べることに。
昼が中華だったので、夜は趣向を変えてパスタが食べたいなと思ったので、私の大好きなお店へ足を運びました。
それが空港通りより少し路地に入ったところにあるフォンターナさんです。
もうかれこれ8年ほど前から、ちょくちょく食べに来ているお店。
大阪から松山へ戻って来て初めての訪問
ランチでは結構な回数食べに来ているのですが、夜に訪れるのは初めて。
もうすっかり日が暮れるのが早くなったので、19時頃ですが外は真っ暗
フォンターナさんの前の道は少し狭め。しかも車が結構飛ばしているので、私の横っ面を小さな風が叩いては消えていきました。
遠くから煌々と照らされた明かりが見えてきたら、足取りが少しずつ早くなりました。
夜に来てみると、また違ったお店に見えてくる不思議。
お店の入り口横には歴史を感じる木製のメニュー表。
私はそのメニュー表をすこし眺めてからお店へ足を踏み入れました。
店内に入って、少しお店を見渡していると、ご主人から「お好きな席へどうぞ」
私は、小さく会釈をして一番奥のカウンター席に座りました。私の一番お気に入りの席です。
なぜなら、この席からご主人がパスタを作っているところが少しだけ見えるから。
店内には私の他にカップルが1組。軽快なJ-POPがBGMで流れていて、明るく温かい光に包まれた店内はまるでお日様の下にいるよう。
カウンターに飾ってあった、小さな子どもが書いたメッセージカードに目をやりながら、メニュー表を確認。
でも、もうすでに家を出た時点で食べるメニューは決めてました。
私が注文したのは”とびっこのスパゲッティ”と”若鶏の唐揚げ(ハーフサイズ)”
とびっこのスパゲッティを口コミサイトやInstagramで見て、どうしても食べたかったのです。
注文する際に、お店の方に、料理の撮影とブログの投稿許可を頂きました。
唐揚げとサラダを食べて待つ時間
私が注文した後に、少しずつお客さんが増えていき、ひとつまたひとつとお店の中に声と賑わいが増えていきました。
ふと、賑わいをかき消すかのようにジリリと電話がなったかと思えば、テイクアウトの注文のようです。テイクアウトをする際は予め電話で注文をしておくと良さそう。
鼻の奥を刺激するにんにくの香りが厨房から漂って、カラカラと油が弾ける小さな音。
だんだんとその音が小さくなっていき、ピタッと止まったら、私の料理が運ばれてきました
若鶏の唐揚(ハーフサイズ)は同じお皿にサラダも一緒入っていて、私はパスタを食べる時に必ず注文します。
これを前菜のように少しずつ食べながら、スパゲッティが出来上がるのを待つのが楽しみ。
出来たての唐揚げからは湯気が立ち込めていて、私の眼鏡が少し曇りそうになるのを顔を傾けて回避。
こんがりきつね色の唐揚げの衣からは油がしたたり落ちそう。
唐揚げの衣はカラッと薄くて、噛んだらサクッと音がします。
あっさりして、お肉が柔らかくて美味しいのなんの。
ハーフサイズとはいえ侮ることなかれ、1つ1つの唐揚げが大きめで結構なボリューム
でも、衣が薄いのでボリュームの割にあっさり食べれてしまう。
お皿のそこに溜まった甘辛いソースを付けて食べると、印象がガラッと変わる。
私はこのソースをたっぷり何度も何度も唐揚げにつけて、衣が少しひたひたになるぐらいにして食べるのが好き。
とびっこのスパゲッティは踊りだしたくなるぐらい美味しい
唐揚げを食べ終えて、少しだけ重くなったお腹を擦っていると、香ばしい香りと一緒にスパゲッティが運ばれてきました。
こちらが私がフォンターナでどうしても食べてみたかった”とびっこのスパゲッティ”
なんといっても、注目はたっぷり盛られたとびっこ
とびっこというのはトビウオの玉子。そう私のブロガーネーム「トビウオ師匠」と深い縁。
お寿司で食べることはあっても、なかなか他の料理で食べることがないとびっこ
宝石のように鮮やかなとびっこがキラキラとパスタの上で輝いて、私のボルテージを盛り上げる
上に乗ったとびっこを崩してから、少しだけ軽く混ぜていただきます。
一口食べてみると、とびっこが口のなかでプチプチと弾けて、顎から頭蓋骨に小さな振動が伝わってくる
このぷちぷちした食感がなんともたまりません
クリーミーで濃厚なボンゴレソースはトマトの甘酸っぱさとクリームの甘さのバランスが絶妙で、コクが深い。
あまりにも美味しいので、ひとくち食べたら少し目をつぶってフリーズしていまいました
夢中になって食べ進めましたが、麺の量がボリュームたっぷりでなかなか減りません。
もっとたくさん食べたい方は大盛りも可能だそうなので、どうぞチャレンジしてみてください。
私は唐揚げを食べたのもあってか、少しお腹が苦しい程度にお腹がいっぱいになりました。
麺を食べ終わってもたっぷり残ったソース
それを最後まで、最後の一滴まで余すことなくスプーンで掬います
とびっこのたっぷり入ったクリーミーなソースはなんとも贅沢な一匙
余韻を残して
最後まで食べてお腹いっぱい。
重いお腹を心配しながら、お水を飲んで少し一休みしてから席を立つと
ご主人から「ありがとうございました。」
私も「ごちそうさまでした」
良い余韻を残しながらお店を後にして、少し肌寒い秋風を浴びながら家へと帰りました(・∀・)/
●店名:スパゲッティ専門店 フォンターナ
●住所:愛媛県松山市空港通3-12-18コ-ポ王赤1F
お店の方から「撮影許可」「掲載許可」を頂いてブログで紹介しています。
お店で撮影及びSNS等に投稿する際は必ず、許可を頂いてください。